パッチワーク

機械の仕事に携わっていると、たまに信じられない故障にあたることがある。誕生から携わっているような製品だと制御のA to Zを自分で解っているから、自分が信じられない場合は相手を疑えばよい。そんなことは起こり得ないと自信を持って言えるし、実際、現場へ赴いてみると、信じられない故障など起きてはいない。
しかし4年前に異動してきた今の職場の場合、信じられない故障は実際に起きている。制御のA to Zを自分ではまだ分かっていないから、現象の要因が判らないのだ。解を得るためには、根気よく現象と向き合わなければならない。
先日解決した不具合の原因は、OSのかなり深いところのバグであった。偶然の重なりで顕在化したバグの始末は快感だ。しかし、多くの場合は過去に行われた不具合の対策にボロが出て、別の不具合として対策が必要となるケースである。なぜ、こんなことが起こるのか。
限られた時間の中で不具合に対策を打つ場合、特定の条件下でしか効果のない対策でその場をしのぐことがある。技能士検定の実技検定がそれだ。試験にパスすることが目的の場合は、それでもよい。しかし、残念ながらピカピカな製品であっても、中身のロジックは継ぎ接ぎだらけのパッチワーク。そういうことが、実際にはある。



About Me

塩入友広【しおいり・ともひろ】
SHIOIRI Tomohiro
元・工作機械メーカー電気制御設計
活性化で価値向上!

・第二種電気工事士
・第三級アマチュア無線技士
・防災士
・放送大学全科履修生(2023-)
・上田市遺族会西塩田支部長
・元上田市消防団第十六分団副分団長
・元上田市消防団音楽隊副隊長
・元塩田公民館手塚分館長
・元手塚青少年健全育成会長

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しおいり せんきょ

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