ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう (DVD)

1972年のアメリカ映画。DVDが2本で1990円というキャンペーンで、どうしても見てみたいものが他にあり、ついでに買ってみました。・・・という言い訳はしてみたくなるほど、ちょっと躊躇しちゃうタイトルですが、いろんなレビューサイトを見てまわって、面白そうだな、ということで買ってみました。下ネタ満載コメディーのオムニバスですが、エッチ度は低いので、誰でも安心して見ることができると思います。
それぞれのしおいりによるお気に入り度は次のとおり。
第1話「媚薬の効能」★★
第2話「ソドミーって何」★
第3話「エクスタシーは所を選ばず」★★
第4話「女装の歓び」★★
第5話「これが変態だ」★★★
第6話「SF ボイン・パニック」★★★
第7話「ミクロの精子圏」★★★★
どれもゲラゲラとは笑えないけど、バカバカしくて押し殺したくなるような苦しい笑いが楽しめます。集中して鑑賞するより、なんとなく流しておくような、お気軽DVDではないかと。とにかく、下らない。

/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン(2005/04/28)
しおいりのお気に入り度 ★★★☆☆


ヒズ・ガール・フライデー(DVD)

1940年のアメリカ映画。アマゾンでけっこう評価が高かったので、聞いたことのない映画だったけど買ってみました。このシリーズは、失敗しても500円だし…ということで、ついつい手を出してしまいます。
見ていて、確かにドタバタのコメディーなんだけど、何か足りない感じ。やっぱこの手のコメディーには、オーディエンスの笑い声がないと寂しい感じです。効果音や挿入音楽もないし…。でも、よく考えてみたら1940年、昭和15年の作品なんですよね。65年も前に、こんなシャレっ気の富んだ映画が作られていたことに驚きます。こういうモダンでテンポのいい作品を、スクリューボールコメディーと呼ぶんだそうです。→参考リンク
おそらく、この手の作品は字幕の善し悪しで面白さが決まってしまうんでしょう。このDVDは字幕が消せないのです。英語に集中しようとしても、けっこう視覚から入ってくる日本語って強いんですよね。
そうそう、タイトルの「ヒズ・ガール・フライデー」。ヒズ・~、とあるので、「ガール・フライデー」で熟語だということがわかります。さて、その意味は?と調べてみましたら、「ガール・フライデー」、「マン・フライデー」で、「相棒」「右腕」というような意味になるんだそうです。その語源まで遡ってみたのですが、残念、わかりませんでした。今度、相棒ルークとチャットしたときにでも質問してみようと思います。
*追記
ロビンソン・クルーソーの登場人物「Friday」にちなんでいるそうです。

/ コスミック出版(2005/02)
しおいりのお気に入り度 ★★★★☆