8:33 まずは腹ごしらえ。
昨日はロンドンの東を本拠とするブレントフォードFCのアウェイゲームを応援に行ってきました。この日はご近所さんからアフタヌーンティーに誘っていただいていたのですが、女性だけの会に僕がひとり居るのもナンだしな、と思っていたところ、その旦那さんとお父さんがブレントフォードのサポーターで、この日、近くで行われるゲームを観に行くのだと聞いて、それならば!と飛びついて同行をお願いしたのです。
今日のスタジアム、シュルーズベリータウンまではうちから約40マイル、1時間ほどのドライブです。歴史あるスタジアムが洪水でダメになってしまい、ごく最近新築されたとのこと。
イギリスのフットボールは裾野が広く、プレミアリーグ20チームの下にチャンピオンシップ24チーム、フットボールリーグ1に24チーム…とあるわけですが、ブレントフォードはその下、フットボールリーグ2に所属する24チームのひとつです。とはいえ、トトカルチョの対象にもなっているし、試合結果、特にシュートシーンはテレビでも紹介されます。ただ、これだけチームがあるとテレビ中継はまれで、シーズンに何回かしなないテレビ中継をとても楽しみにしているようです。
既にスタジアム近くのパブで必勝祈願のビールを2パイントも飲んでますが、今度はスタジアムの売店で腹ごしらえ。こちらはアウェイチーム専用のエリア。チケット売り場からスタンドに至るまで完全に区切られており、サポーター同士のトラブルが起きないよう配慮されています。
13:51 これは何という変わり種!チキンバルティパイ!
スタジアムの食事はどこもおいしくないと言うのですが、ここのチキンバルティパイは旦那さんもおすすめの品。アッツアツで超スパイシー。美味しかった!
奥に見えるのは試合のプログラム。60ページ以上もある立派な雑誌で、一冊£2.50。こういうのが毎試合発行されているなんて、さすがです。
ここから先(スタジアム側)はアルコール禁止という表示。ちなみにこのビール、ペットボトルというのは初めてだったのでちょっとびっくりしました。
選手が入場し、周りの様子に気を取られていたら、隣の旦那さんが突然大興奮。え?何?と思ったら、何と僕が気付かぬ間にキックオフ、しかも直後にゴール! せっかくの瞬間を見逃してしまいました。
ホームゲームにはめっぽう強いというデータのある対戦相手でしたが、この日は何と前半だけでブレントフォード12番 Jordan Rhodas がハットトリック達成。後半に1点を許し、またレフェリーの露骨なホームびいきにもかかわらず、前半のアドバンテージを活かしたゲーム展開で勝利をおさめました。
寒く湿った夏も、景気悪化も、バギーズ連敗もみんな僕のせい、ということに会社ではなっているので、今日負けてしまったら二度と連れてきてはもらえないな、と心配していたのですが、杞憂に終わり、ほっとしました。帰ってから再びパブで乾杯。今日はずいぶん飲みました。
21:17 そして、夕食は奥さんの手料理。食べかけですいません。久しぶりの餃子で、遠慮もせずにがっついてしまいました。マグロのづけ、それに鮭フレークと、ごはんに合うおかずばかり。デザートも盛りだくさんで、旦那さんはギブアップしてましたね。ほんとうにごちそうさまでした。