小学校5年の時だったと思う。
都会から両親の帰省で信州に来ていた僕。
近所の盆踊りで、太鼓を叩いていたのは近所のおじさん(去年の自治会長)。
酔っぱらっていたのか、ずいぶん下手くそだった。
しばらく静観してたけど、これじゃあ踊れないなと思って、
僕に叩かせてみてよ、というのが始まりだった。
それ以来、後継者(フレッシュの潤)が現れるまで、
手塚の盆踊りではいつも僕が太鼓を叩いてた。
— – —
今日の夕方、公民館の副館長がやってきましたよ。
久しぶりに太鼓叩いて!って。
公民館の役員など、ここ10年ほどはことごとく断ってきていたので、
かつて僕が「盆踊りで太鼓叩いてるお兄ちゃん」だったことを覚えてる人は
もういないと思ってたのになぁ。今さら、ちょっと恥ずかしい…。
でもよかった。今日の僕は太鼓の先生。
櫓の上では飲み込みの早い小学生の兄弟が主役になってくれました。
小さな集落の盆踊りだけど、こどもが大勢いてビックリ!