今回、ミヤノが産業再生機構の支援を受けることについて、中には倒産と同じような感じ方をして、恥ずかしいと言っている人もいるんですが、僕はまったくそうは思わないんです。
支援が決定したということは、いいモノ造ってる、いい会社だって認めてもらえたことなんじゃないのかなぁ。違う?
経営者にとってみれば、機構からの支援は恥ずかしいことかもしれないけどね。
経営者の責任(その経営者は「日本経済の責任」と言うかもしれないが)で窮境に陥った会社を、明確な数値目標を提示し、短期間で再生する使命を負った新しい経営者が来るというんだから、僕は歓迎するし、期待します。
ちなみに昨日、産業再生機構は栃木県のホテル支援を決めていますが、信濃毎日新聞のiモードニュースサイトには次のような「誤報」が一時掲載されていました。
『産業再生機構は一時国有化した足利銀行取引先の「ミヤノ」(上田市)支援へ』
ふたつのニュースが混ざってしまったんですね。
しかし産業再生機構のお世話になるなんて、夢にも考えたことなかったです。
申請を認めてもらうのに、長い時間と大きな苦労があったんでしょう。
「きっと今度は私たちが努力する番なんでしょうね!」・・・そのとおりだね!!
そうだね!一人一人が経営者の考えをもって仕事しないと、本当に倒産だね。もっともうちのような会社は倒産するしかないけどね、こんな状況では。私の情報では、Xデーがいつ来るかと数ヶ月まえから囁かれていたようです。
昔、日米の経営者の違いを、日本は、「お神輿」タイプ。米は、「ボート」タイプ。といわれた方がいました。お神輿は目指すゴールはわかってるので、経営者は神輿の台座に前を向いてドンと座ってるだけ。担いでいる社員は多少右左フラフラするけど、まっすぐゴール目指す。
ボートは経営者のコックス(だったっけ?)だけ前向いて、オール漕ぐ社員は後ろ向き。コックスの指示が悪ければ、皆ゴールできずにどっかいっていまう。
まあ、考えさせられることはいろいろありますけどね。しおチャン、カーナビ着いたことだし、心機一転がんばってね。