初出時の取材に誤りがありました。2000年の国勢調査によれば、ラムジーには840人、率にして5.85%のアジア人がいるそうです。これは黒人の4倍、ヒスパニックの2倍で、白人に次ぐ多さであり、本記事を当時の主観と偏見によって書いてしまったことをお詫びして訂正します。
…ラムジーにおけるアジア人種の割合。10,000人に1人。しょせんこの程度なのだ。アーリントンハイツでも0.04%5.98%なので、とくべつ少ないわけでもないが、ここは何かが違う。
特に会社近くの銀行がダメだ。銀行そのものがダメというわけではなく、その支店を僕が苦手にしてしまっているという意味でダメというわけだが、まず僕の英語を聞いてため息をつく。イリノイから来たというと店員同士で肩をすくめながら目を見合わせる。いかにも面倒な客が来たな、という感じに。手続きを終えたあと「ようこそ、このエリアへ」と言ってはくれたけど。
7:49 先日までのホテルより若干安いが、こちらは朝食がつく。$5程度は浮く勘定。
12:41 銀行へ寄ったあと、前述のようなことを考えながら昼食。
18:21 $10.95のおすし。すし飯が良くなかった。$3.49で買ったチキンのほうが口に合う感じ。
会社の帰り、ニューヨーク州にあるスーパーで買い物。北に向かってクルマを10分も走らせればニューヨーク州なのだが、そのたった10分で、スーパーの様子がガラリと変わる。まず停められているクルマが違う。客層が違う。店員も違う。売っているものに大差はないのだけど、いろんな人種がいるから僕が浮かずに済むのだ。ここには多くの黒人やユダヤの格好をした人がいるのに、ニュージャージー側では彼らの姿をほとんど見ない。
ラムジーの白人比率は91.62%。これは郡や州の平均と比較してもだいぶ高い。