先日、1ポンド硬貨の2%、つまり50枚に1枚は偽物だということが話題になっていました。
1ポンド硬貨、58億円分は偽物=「許容範囲」と造幣局−英 – jiji.com
【ロンドン27日時事】流通している1ポンド(約194円)硬貨の50枚に1枚は偽物−。英王立造幣局(ロイヤル・ミント)によるこうした調査結果が、話題を呼んでいる。
実額では3000万ポンド(約58億円)分以上に達するが、同造幣局は「(偽物の割合は)世界の多くの国では5%までは問題視されておらず、2%(という今回の結果)は許容範囲内」と、意に介する様子もない。
しかし、日本の財務省関係者は「日本では偽造硬貨が見つかっただけでも大騒ぎ。(2%は)とても信じられない」と驚きを隠さない。英メディアによると、欧州単一通貨ユーロの硬貨の場合は0.1%前後という。(2008/09/27-14:43)
小銭を改めてみたら1ポンド硬貨が48枚あったので、偽物を探してみました。
表は女王の肖像です。よく見ると、うなじが魅力的な若い頃の姿から、おばあちゃんの姿へと変わっているのがわかります。年ごとに重ねてみましたが、枚数にだいぶ違いがありました。
特に最近のものは年ごとに裏のデザインが変わっていて、全種類を集めてみたくなります。
そんな中に混じって、見つけました。色の違いは微妙なので判りにくいですが…
コインの上下をつまみ、地球儀のようにくるりと回したとき、偽物は裏のデザインが傾いてしまうのです。詳しくはBBCのサイトを見てみてください。
It’s so fakeish! 横に刻まれている文字が、いかにもニセモノっぽいです。ニセモノには縁に十字のマークがないとのことでしたが、このコインにはありました。
日本では偽造通貨行使なんて恐ろしくてできませんけど、どうやらこちらでは知らんぷりして使っても問題なさそうです。