1930年の作品。
「モロッコ」という作品名も、「マレーネ・デートリッヒ」や「ゲーリー・クーパー」といった俳優さんの名前も、聞いたことはあっても実際に観たのは初めて。
一目惚れ系の恋物語で、ストーリーにはすぐに入っていけました。
面白かったですよ。
軍隊の分列行進や服装点検の場面が、現代の消防団活動にも通じていて興味深かったです。鼓隊のリズムも、いつも聞き慣れている上田のリズムにそっくり。
調べてみると、このあと二番煎じ、三番煎じの作品がたくさん作られたとか、日本では活弁士から字幕へ移行となった最初の作品であるとか、けっこうエポックメイキングな名作だったようです。
外人部隊って、名作の宝庫だ!と思います・・・
さすが棟梁、守備範囲広いなあ。