能登島ダンゴ釣り紀行 (2)

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平成12年度 上田市消防団第十六分団ラッパ班
「能登島における、魚類捕獲調査および海洋視察」 その2
今回は「イカダからクロダイを狙ったダンゴ釣り」です。エサをダンゴでくるむと、その重みで海底のポイントへエサを迅速に運ぶことができます。
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エサは地元の釣具店で調達した「アケミ貝」。殻はそんなに硬くないので、このように板の隙間を利用すればカンタンに割ることができます。
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むき身をとって、これを針に通します。本命以外のお魚さんに盗られないよう、外れないように工夫してしっかりつけましょう。
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エサを針に通したら、それをタネに「ダンゴ」なるものを作ります。このダンゴが海中で溶け、お魚さんをいっぱい誘き寄せます。
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このダンゴには、本命エサがポイントに着くまで保護する機能もあるので、途中で壊れないようにしっかり握ります。
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ダンゴの硬さはポイントまでの深さ、海流の強さで調整します。しかしこの「ダンゴ釣り」を考えついた先人のお知恵にはホント脱帽です。超合理的。
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このダンゴを海中へ投入します。サオで吊り上げるとエサが外れてしまうので、ダンゴを放り投げる感じでやってみましょう。
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